微細な生命の秘密に迫る旅へ

昆虫標本は本来、研究や観察の対象として作られるものです。

しかし当方では昆虫の美しさや魅力に注目し、その美しさや立体感によって人々を魅了する美術品としても価値のある標本作製を目指しています。一見するとただの虫の標本に見えるかもしれませんが、実際にその近くで見ると、微細な部分まで細かく再現された昆虫の姿が息をのむ美しさを放っています。羽の細かな模様や触覚の緻密な造形、さらには足のしなやかさなど、昆虫が持つ生命力や独特のデザインが、標本として見事に表現されています。

昆虫の標本作りは、細部へのこだわりや緻密な作業が欠かせません。一つの昆虫標本を製作するには、専門的な知識と技術、そして熟練の職人による手作業が必要です。虫の自然な姿を可能な限り忠実に再現するため、代表の苔丸(近藤一起)自らが丹精込めて1つ1つ作業を行い、微細な部分までこだわって仕上げています。

昆虫標本は、ただの飾り物ではなく、その存在自体が生命の尊さや美しさを感じさせてくれるアート作品のようなものです。昆虫たちが持つ微細な美や立体感を通して、自然界の驚異や神秘を感じることができるでしょう。さまざまな種類の昆虫標本が、美術品として鑑賞されるだけでなく、その持つ意味や価値にも改めて注目されています。昆虫の生命の輝きや微細な美に触れることで、人々は自然との調和や共生の大切さを再確認し、新たな発見や感動を得ることができるのです。